防寒と
体調チェック
長さもね
#糖尿病川柳
寒いときの運動のポイント3つ
寒くても運動を減らさないようにしたいんですが危険ですか?
寒い時の運動のポイントを3つ挙げます。
1つ目のポイントは防寒対策です。
指、足先、耳、鼻など、少し飛び出しているところは冷えすぎると凍傷になります。
外を歩く時に、痛いや冷たいという感覚だけを頼りにしていたらこういった体の部位が気づかないうちに凍傷になることがあります。
この気付かないうちになる凍傷は感覚が伝わりにくい糖尿病末梢神経障害という合併症が出てしまっている場合に起こります。
風を遮りつつ自分の体温を逃さないために、体の出来るだけ多くの部分を覆う服装がお勧めです。
できるだけ分厚くて、風を通さない素材の服装を選んでください。
2つ目のポイントは運動をする時間の長さです。
防寒対策をしていても、寒いところに長時間いるのは体調を崩す原因になります。
糖尿病の合併症で自律神経障害という体温調整が難しくなる合併症が進んでくるとより体温を上げるのが難しくなります。
運動は連続して長くするのは避けて、短い時間に区切って、体が冷え切らないうちに暖かいところに戻って体温を戻してください。
3つ目のポイントはこまめに体調をチェックすることです。血糖値も可能ならチェックしてください。
他の季節より血糖値が下がりにくかったり、体温が低すぎて筋肉がうまく動かなかったりします。
時間をかけて体を暖めて運動に臨み、途中、血糖値が高かったり低すぎたりしないか確認をこまめに行なってください。
健康のために行っている運動のせいで健康を失わないようにしましょう。
15秒で復習
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参考文献・参考書籍
【参考書籍】
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