動脈硬化の3つの病気は?

動脈硬化の3つの病気は?合併症
動脈硬化の3つの病気は?

足の壊疽

脳梗塞と

心臓と

#糖尿病川柳

”えのき”で覚える動脈硬化の3つの病気から命を守る方法

三大合併症は聞いたことがありますが、他にも糖尿病の合併症はありますか?

 三大合併症の次に知っておくと良い糖尿病の合併症、”えのき”について説明します。
 これらは全て動脈硬化が原因で起こります。

 では動脈硬化とはなんでしょうか。
 動脈とは心臓から血液を全身に運ぶ血管のことを指します。
 硬化は硬い、化けると書きます。
 つまり動脈硬化とは心臓から血液を全身に運ぶ血管が硬く化けてしまうことです。
 比較的分厚く中くらい以上の太さの血管が糖尿病のせいで硬くなってしまいます。

 硬い血管は血液を送るのに不都合が多いです。
 硬くなった血管の狭くなった通り道を細々と血液が流れるようになります。
 さらに狭くなり血管が詰まってしまい血液の流れがなくなってしまうこともあります。
 血液の流れがないと、その先にある臓器がいたんでしまいます。

 足に栄養を送る血管が詰まると、足の壊疽になります。
 脳を働かせるための血管が詰まると、脳梗塞になります。
 心臓を動かすための血管が詰まると、狭心症や心筋梗塞になります。

  足の壊疽の 
  脳梗塞の 
  狭心症 や 心筋梗塞 や 虚血性心疾患の き

 えのき”と覚えておいてもいいと思います。
 糖尿病は動脈硬化の主な原因の一つです。
 この動脈硬化による合併症は、それぞれ前兆があることもあります。

足の壊疽の場合は、足が冷たくなり、だんだんと長い時間歩くと足に痛みや痺れを感じて、短い時間しか歩けなくなります。
 これは休むと回復します。
 さらに進むと安静にしていても痛みが出るようになります。
 最終的には足の皮膚が壊れてしまいます。
 途中の段階で医療機関を受診できれば治療法や悪化を予防することができます。


 脳梗塞も前兆があることがあります。
 前兆と言っても脳梗塞の一歩手前まで来ていることが多いので急を要します。
 顔、腕、しゃべるのがおかしくなったら脳梗塞の症状かもしれないのですぐに救急車を呼ぶというのを覚えておくと良いです。
 米国脳卒中協会は覚え方としてFASTの頭文字を使って注意喚起を行っています。

 FはFace droopingの頭文字です。
 顔が垂れ下がることです。
 AはArm weaknessの頭文字です。
 腕の力が弱くなることです。
 SはSpeech difficultyの頭文字です。
 しゃべるのが難しくなることです。
 TはTime to callです。
 救急車を要請するまでの時間です。
 脳梗塞の症状は様々ですが、関連の強いこれらの兆候は確実に暗記しておいてすぐに行動できるようにしておいてください。

 次に、心筋梗塞についてです。
 心臓の筋肉に血流が行かなくなってしまう病気ですが、前兆としての症状としては運動をしたら胸の痛みなどが出ることがあります。
 しかし糖尿病の合併症のうち、しめじの”し”の神経障害で感覚が鈍って痛みを感じにくくなっている場合はその前兆に気づかず、知らない間に心筋梗塞になって倒れてしまうことがあります。
 早めに見つけるには医療機関で血管の検査や心臓のCT検査を受けるのが良いです。
以上が”えのき”で覚える動脈硬化に関係する糖尿病合併症です。
 しめじの三大合併症とえのきの動脈硬化の3つの病気を合わせて

6大合併症

 と呼ぶこともあります。
 動脈硬化の予防にも血糖管理をしておくことが有効です。
 また、血圧、脂質、肥満、喫煙に関しても見直すことが有効です。

15秒で復習

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参考文献・参考書籍

【参考書籍】

糖尿病治療について書籍で学びたい方は

糖尿病治療の手びき2020(改訂第58版)

がオススメです。

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