血糖と
血圧脂質
禁煙を
#糖尿病川柳
予防
糖尿病の方が腎臓を守るためには何をしたら良いのでしょうか?
まず、他の糖尿病の合併症と一緒で、血糖値を良い値に保つことが大切です。血糖値は食事の前の血糖値を130mg/dL未満、食後2時間の血糖値を180mg/dL未満に保つと良いといわれています。過去1から2ヶ月の血糖値の平均値を反映するHbA1cは7.0%未満に保つと良いといわれています。これは他の糖尿病の合併症を防ぐための目標値と一緒です。
血糖値を目標値内におさめることは、糖尿病のたくさんの合併症を同時に予防できるので、一石二鳥どころか一石十鳥以上の成果が得られる予防法です。
血糖値を目標値内におさめることは、糖尿病のたくさんの合併症を同時に予防できるので、一石二鳥どころか一石十鳥以上の成果が得られる予防法です。
腎臓を守るためには血糖値を良い値にしておくことが大切ですが、実はそれだけでは不十分です。
腎臓を守るために血糖値の他に何を気を付けたら良いでしょうか。
まず、血圧です。
血圧が高すぎることで腎臓が早くいたんでいくことがわかっています。
高血糖と同じくらいか場合によってはそれ以上に高血圧は腎臓をいためます。
血圧をちょうどいい値に保つには、塩をとる量を減らすこと、血圧を下げるお薬を使うことが有効です。
塩を取ることを減らすには、どれくらいの塩をとっているのかを記録して、どの食品を減らすかを考えるのが良いと思います。
一人で難しければ写真を撮影するなどして、管理栄養士さんなど診てくださっている医療従事者に相談しながら塩を減らす治療をすると効果が高く、長く続けられると思います。
また、血圧を下げるにはお薬も有効です。
年齢によって少し異なることもありますが、診察室で測ったときに130/80mmHg未満,ご自宅で測ったときに125/75mmHg未満になるように血圧を調整するといいといわれています。
血糖、血圧の他に、脂質異常症がある方はそのお薬を使うことも腎臓を守ることにつながります。
また、タバコを吸っている方は腎臓がいたむのが早くなるので、腎臓を守るために禁煙をお勧めします。
予防法は主に4つあり、血糖値、血圧、脂質のコントロールと禁煙が大切とお伝えいたしました。
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参考文献・参考書籍
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